4月25日  

注・熱の出始め、せいだいに咳をしてる最中に書いてるので、いつになくハイテンション、なのかも。
  あと、見直してないので、たぶん、文章が変です。







この時期の風邪や咳、花粉もプラスされるのがイヤですよね……
まあ、どうでもいいことなんですが、この日々考を書き始めてから、「どうも私は身体が弱いんではないか」と疑りはじめてます。
「なにを今更」という声が、どこからともなく聞こえてきそうですが、本人の意識としては、『季節の変わり目に風邪を引くけど、弱いってほどではないよなあ』という認識だったんです、風邪ひいたり熱だすのも、まあ、周囲がそうなってるから私がそうであっても仕方なかろう、との意識でした。

……でも、考えてみれば、私は必ず『風邪を引いてる側』にいるんですよね。周囲では引いたり引かなかったりなのに……

ともあれちょっと思ったこと。
『咳をする』って動作、これっていったいどこから来ているのだろうなあ、と思うのですよ。
人種も国も関係なく、誰もが同じように咳をします。
遺伝子や本能に、この動作が既に組み込まれてる、ってことなんでしょうか?
北京原人やらジャワ原人やらネアンデルタール人もまた、同じように咳をしてたんでしょうか?
もう少し、別の『咳の仕方』があってもいいんじゃないかなあ、と思うんですが……
だって、『咳をする』のは、咽喉の炎症をも引き起こす、決して身体に良いものではありません、死んだウィルスやらを排出してるらしいですが、決して万能ではないのです。
もうちょっと、こう、エレガントに? ←なにを言ってるのか自分でも分からない。
『喉に優しい咳の仕方』があってもええじゃないか! と考えます。

そう、人は、本能に逆らい、より高効率を求める生き物なのですから! ←本格的に熱が出てる。


まあ、そう思い、ちょっと調べてみたんですが――
うーん、出てこないものですね。
某発掘あるある大きな辞典が『出来るだけ胸郭の動きを抑え、横隔膜を意識して咳をする』とか書いてありましたが、知ったこっちゃありません。
その程度で我慢ができるなら、全国の気管支炎症患者は全員いなくなります。それは、『蚊刺されても掻いてはいけません』というようなもので、皆、『わかっちゃいるけどやってしまう』のです。まったく。

他にも軽く調べてみたんですが、どうも私の求める独創的で、効果的、なおかつエレガント(もういいって)な咳の仕方はありませんでした。

しょうがない、諦めるか、と考えてた時に、ふと、
『交感神経が緊張すると、喘息が抑えられることは有名』
との文書を発見しました。

――これです。
効果的な咳ができない、というのなら、咳そのものをしなくさせれば良いのです。
なんだか身体の調子がより悪化するんじゃないかという気もしますが、気にせずいきましょう。
世の中、深く考えた方の負けです。

その1 熱めの風呂に入る。
 だいたい42度から45度、いわゆる『適温』ですな。これをすると交感神経が緊張しだす、らしいです。
 ただ、これだと、そんなには長い時間入っていられないので却下。

その2 ストレスにさらされる。
 強いストレスにさらされると、防衛本能が働くのか交感神経が緊張するとのこと。
 これは長時間やろうと思えばやれますが、いろいろな面で問題がありそうなので保留。

その3 塩分の高い食事をとる。
 食塩の中のナトリウムは、血管を収縮させ、交感神経を緊張させるのだそうです。
 つまり、常にポテトチップに食卓塩を振りかけて食べ続ければ、理論的には咳をしないことになります。

――おお、完璧だ……

完璧な方法です。
なぜ、いままで誰も教えてくれなかったのでしょう?
明日から、いや、今日から、『ポケットのなかに食卓塩』。これが合言葉です。
自然塩なんて半端なことをしてはいけません、やつらの中にはナトリウムを中和してしまう成分が含まれてる裏切り者なので、咳をしたくなかったら『生のまま』が一番なのです。
工業製品バンザイなのです!(力説)

そう、咳をしないためだったら高血圧やら脳卒中やら交感神経緊張によって起こるもろもろのこと――血流障害やら臓器機能低下や活性酸素の増加や自律神経失調症――なんか怖くないのです!
よっしゃ、凄いぞ交感神経!
猛毒をもって毒を制するのだ!













……ゴメン、嘘。





4月24日 


漢だ、まさに漢。
情報元は
エルエルさん。
なんと言っていいものやら、口は災いの元を地でいってますな。

えーと、ですな。ノルウェーにあるOperaって会社の社長さん。
この人が、
三日間で100万ダウンロード達成したらアメリカまで泳ぐ、って宣言しちゃったんですよ。

そして、たぶん、皆さんの予想通り、
偉い勢いでダウンロードされてる最中らしいです。
このままでは普通に達成されるだろうという勢い。

さて、ここで冷静になって考えてみましょう。
ノルウェー・ニューヨーク間での距離が5895km。
って、あれ? そんなもんなのか?

……日本を縦断で3000kmだそうなので、意外とイケル、んでしょうか?
調べてみてびっくりしました。
流石に一度では無理でしょうが、一年がかりとかでやれば、決して不可能ではないような気も……

まあ、社長さんですから、実質的には無理なんでしょうが、はてさてこの人が本当に漢となるかどうか、月曜の発表が楽しみです。

こつこつとやれば、決して無理ではないことでしょう。


――とはいえ、この人、「故郷のアイスランドで一回、休むだけ」とか公表してるみたいなんですけどね……





4月23日  日本トップ


だそうですよ、テレビを見てる時間が。
世界各国の中で最長、平均5時間をたたき出しました!

って、まったくもって嬉しくないですな。
どうも「日本がトップ」というと、こういった情けない方向での話題が多い、と思うのは私だけなんでしょうか?
もっとこう。思わず「おおっ、そうだったのか!」と胸を張れるようなのってないもんでしょうか。
メジャー日本人選手の年俸総額、アメリカ人のを上回る! とか。いや嘘ですけど。


――世界的な平均視聴時間は約3時間、だそうです。
なので、それよりも2時間は多いってことになりますね。

でも、この結果を見て、おもわず
他の国のテレビって、面白いのが少ないのかなあと思ったんですが……

労働時間やら就業時間は、日本ってかなり上位に来てたはず。
にもかかわらずテレビを見ないってのは、やはり『見る価値がない』からに他ならないのでは?

ちょっと我が身を振り返って考えて見ましょう。
朝、大抵はニュース番組などのテレビを見ます。約30分。
昼、恐らく家にいる大半の人が『おもいっきりテレビ』か『笑っていいとも』の二択でしょう。これが約1時間。
夕方、ニュースを見る人間、アニメを見る人間といるでしょうが、やっぱりなんだかんだで1時間は見ることでしょう。
そして夜、なにはなくともテレビをつけてます。ドラマ1時間、バライティ1時間としても、これでもう残りは30分……

野球中継が好きな人は必ず見てるでしょうし、昼は抜きにしても、やはり結構みているなあ、という気はしますね、やっぱり。

さらに、深夜番組がこれに加わったら、もう軽くオーバー。
たまに良質なのがあるので、油断ができないんですよね。最近は……少ないような気がするなあ……
某ウンチク的な本の紹介番組とか昭和のレトロな雰囲気が(間違った方向で)漂うのとか好きだったのに……


――――こうして考えてみると、やっぱり日本って特殊なのかな、とか考えますね。
すくなくとも他国で、『昼どきに必ず見る番組』とかってないでしょうし(知らないだけかもしれませんが)。
アメリカ以外で、こんだけドラマをやってるのもないことでしょう。
まして、この深夜番組の充実ぶりって、ひょっとして日本だけなのでは?


まあ、ともあれ良い暇つぶしにはなりますし、
何よりも、「テレビはタダ」という意識があり、気軽に見れ、しかもそこそこ楽しいので、見られてるんでしょうね。


――正直、ニュース番組とかは、もうちょっと独自路線を出せないのかなあ、とは思うんですけどね。
例えばとんでもなく左寄りとか右寄りとかの番組、そんなのがあったら絶対に信じないでしょうけど、『そういう視点からの番組』ということで楽しめるような気はします。

同じ時間帯に『靖国問題』を、それぞれ左派・右派の立場でやってくれたら、なかなかスリリング。(違




4月22日


HIVを封じ込めるバクテリアが発見されたらしいです。
しかも、発見されたのは我々の体内。
要するに、一般の人の中に普通にいたらしいです。

じゃあ、なんでHIVにかかるん? と思わなくもなかったですが、ともあれ中々よい話題。
未だ、研究室内で「理論的には効きそうだ」という段階みたいですが、世界中にいる患者にとっては朗報なのではないでしょうか?

……アフリカあたりの、女性に人権が少ないとこだと酷いらしいですね、この増え方が。
まあ、詳しくは語りませんが、このHIVを巡っては色々な意見やら判断がされてて面白い、といっては酷く失礼なんですが、なかなかに興味深いことが多いです。

特にこれが宗教と結びついた場合、とんでもないことになります。
「これは姦淫するべからずと云う神のお告げなのだ!」なんて主張はまだ可愛い方で、HIVの検査をしてる人間。
この人間がこういった宗教にかぶれてた人で、ちょっとばかり宗教的に問題がありそうな人(たとえば同性愛の人とか)を見つけると、
アンタはHIVだ、でもこの教会に行って心の底から祈れば治る、とか嘘八百を言った、なんてこともありました。

自作自演的な、神の救済を演じたわけです。

かなり昔、ドキュメンタリーで見たのですが、裁判の結果はどうなったんですかねえ……


あ、しかし、ふと思ったんですが。
我々の体内にHIVを封じ込めるようなバクテリアがあった、ってことは、ひょっとしてウン万人に1人くらいの割合で、
HIVに掛からない人間もいたってことなんですかね?

たぶん、一般的には罹ってしまうということは、このバクテリアの量が普通人だと少ないってことなんでしょう。
しかし、なにごとにも例外的な人間はいるはずです。
そう、いくら感染しようが跳ね返してしまう、バクテリア人間が!(違う)

おお、なんか羨ましい(更に違う)。


4月20日 


言葉って、難しいなあ、と思うのですよ。
特にそれが個人と切り離された、『集団』として意味を与えられてる場合には特に。
派閥やら学閥やらが良い例です。
そこに属する個人は関係なく、『そういう人間なんだ』と色眼鏡をどうしても掛けてしまいます。

誰が悪い、何が悪い、ということではなく。
その集団全体がした善行も悪行も、直接にはしなかった『集団に属してる個人』にまで及んでしまう。
まるで、その集団内で息をし、生存してたのが罪なのだ、と言わんばかりに。
本当であれば、これはおかしなことなんですよね。

『その人間が属する集団・カテゴリーによって個人を判断する』のは、言い換えれば前世紀の貴族社会やら、えた・非人と同じ思考――つまり、個人を見ようとしない思考――なのではないかなあ……


以上――新法王が、ナチス青年メンバーにいたって経歴を知り、考えたことでした。

……自分の兄に無理矢理入らされただけ、らしいんですけどね、知った瞬間に、反射的な嫌悪感がどうしても湧きました。


4月17日 そういやそうだ


他人から言われて初めてそうだと気づいたこと。
よく見る世界地図、太陽系のモデル図、さらに大きく銀河系とかまで行っても、結局はぜんぶ

北半球が上になっている!

……太陽系には、というか、宇宙には上も下もないんだから逆にしようが斜めにしようが一向に構わないはずなのに、何故か頑なに『北半球が上』ってことに固執してます。

よくCGとかで見る、「惑星が太陽の周りを回ってますよ〜」って図、あれだって南半球を上にしたのは一個も作られてないです。
どこまで行っても『基本・北半球が上』です。

うーん、これもある意味、天動説? 
いやいや、天地無用説?



4月14日 へんなの。


中国の反日運動に対する私の感情が、これです。
『反日』だの『慰安婦問題』だの『南京大虐殺』だのと言っていて、どうして『それを実際に行った人たち』を突き止めようとしないんでしょ、この人ら。

殺人を犯した。それは確かに罪です。
でも、その対象を個人ではなく、曖昧模糊としたものに広げてしまうと偉く話はややこしくなります。
「俺の祖父は日本兵に殺された!」という人がいたとします、それなら、どうして『その殺した本人を特定』しようとしないんでしょ?
普通は、しますよね。
個人対個人の場合ならば。
一応、この国には情報公開の原則がありますし、裁判を行う自由も保障されてますから、あらゆるツテを使って、『その個人』を特定しようとする作業は、絶対に不可能、というわけでは無いと思うんですが?

大使館や日本店舗に投石したりするより、その本人に会った方がよっぽど建設的です。
実態の無いものに八つ当たりするより、その本人に文句を言った方が『何かを前進させるキッカケ』に、必ずなると思います。
なにせ日本の店舗が中国人を殺した事実はないですが、こちらはそうでは無いのですから。

「アンタの祖父が、俺の祖父を殺した! 孫であるアンタが謝れ!」とか言われても、こちら側は本気で頭下げることはできないのです。


――仮に、「それは個人ではなく、国家としての誤りなのだから、国家が断罪されるべきだ」という主張だったとしましょう。
これも、ナンセンスです。
現在であればともかく、軍国国家だった戦中の日本は、『一部の特定の人間に』実権が握られていたのですから。
それを日本国民全体の責任に、ひいては現在にまで及ばせようという考えは、少しばかりおかしいです。
ましてや現在、全体主義的な体制をとっている国であれば特に。
『人々が集まり、何がしかの意見を集約し、実行する』というプロセスが現在でも無いのに、過去の日本のそれは許さない。日本国民全体の責任だ、と言われてもねえ。

東条英機やらは絞首刑に処されましたが、まあ、A級戦犯だったのに、逃れられた人もいることでしょう。
そんな個人も、特定しようと思えばできるのでは?
『悪魔の部隊』とすら言われた731部隊を率いてた石井四郎。
彼は裁かれていません。
そして、さんざん人体実験を指揮したにも関わらず、誰かに刺殺されることも撲殺されることもなく67歳、
喉頭癌で亡くなってます。

……現在でも、少数は生きてるであろう彼らは見逃し、意気揚々とデモ行進ですか……

へんなの。


4月12日 ハローワールド


通称ハロワ、といっても職を探しに行くとこじゃありません。
ニトロ+さんの、18禁ゲームをノべライズ化したものです。

元のゲームは……
正直、最初の三分の一が終わる時点までは「駄作!」の一言で終わるようなものだったんですが、残り三分の二の燃え上がり方が凄まじく、偉い引き込まれた覚えがあります。

かなり以前にも言いましたが、こういった「初め最低評価、後に高評価」というパターンに私は弱いです。
なんというか、マトモな評価ができなくなります。
脳みそが一時的に麻痺するんでしょうかね?

ともあれ批評です。
ゲームと本とで大きく変わった点が二つばかりあります。
最初の三分の一、私が最低評価だった部分の、あのかなり長ったらしい文章の大半が圧縮され、(多少は)読みやすくなっていること。
あともう一つは
麻生純子さんがヒロインであることです。

……大半のヒロインを喰ったサブキャラの1人として有名な年上警察おねーさんがヒロインですよ旦那(謎
いや、というか、ヒロインがだいだい影が薄いというか、魅力に欠け……いや、なんでもないです、ハイ。

本自体は、えらく中途半端な地点で止まっているし、登場人物がただでさえ多いので、初見の人は混乱するんじゃないかとか、色々問題がありますが、まあ、買っても損は無いかな? というレベル。

ゲームでは、盛り上がる場面がここから先だったので、果たして本ではどうなるのか、今からちょっとばかり楽しみです。

――ただ、個人的に、『印象に残るエンディング』のけっこう上位に食い込んでいたキャラが未登場で、しかもこの先も出ずに終わりそうなのが、かなり残念なんですけどね……
いや、まあ、ゲームの本流からすれば偉く外れてますし、削るのも分かるんですが……うーん。



4月7日 すべてを食いつくした男(そこそこのネタバレあり)


もの凄いタイトルですが、れっきとした料理関係の論評本です。
とは言っても堅苦しいものではなく(そもそも、そんなのは読まない)、ユーモアや辛らつな批評、かなりの引用・統計やら使用した、なかなか一筋縄ではいかない本です。

筆者はアメリカ人なのですが、もともと弁護士(だったハズ)為なのか、とにかくその弁舌は巧みで、ぐいぐい引き寄せられます。
説得力がすごいのです。
とりわけ痛快なのが、いままで常識とされていたことを、きちんと筋道だてて論破していることです。
――塩を摂りすぎると高血圧になる? 本当に?
と疑問に思えば筆者自ら東奔西走して調べ上げたり、
買ったワギュウが上手く焼けないと、いきなり大阪まで飛んでいって食べたりと、その行動力、調査力は、並々ならぬものがります。

なにせ、『美味しい水の成分』がどれかを調べて、自分で作ろうとしてるんですから、もう……


上記の例を見てもわかるとおり、かなり型紙破りの無茶苦茶なんですが、さらに『言ってることがかなり素』なので、たまに読んでるコッチがヒヤリとすることさえあります。
こんなこと言ってダイジョウブなんかのう、と。

最初の一行を引用すると、
>「これを料理したやつをぶん殴ってやりたい、というのが最初の衝動だった」
ですからね。
いや、これは「〜と誰々は書いてある」という引用なんですけど。
もっとも、「私も同じ感想だ」と6行目あたりで言ってるんですがね?


我々日本人にとって少しばかり嬉しいのが、ある章で、京都の日本料理を絶賛していることです。
特に西洋料理と日本料理の比較が的確で、また同時に深く理解してくれているので、いままで外人が評論した時に感じる「なんかズレてるなあ」という印象が薄いです。(流石に全く無い、とまでは言わない)

逆に「へえ、そうなのか」と私が学ぶ点まであったりして、なかなか奥が深いです。
ここまで率直に、また深く日本料理を述べてる本、ことにそれが外からの視線となると、これはほとんど無いのではないでしょうか?




4月6日


窓を閉め切って眠ると、次の日に頭痛がしませんか?
というかいい加減、学習能力の無い自分に呆れたりします。

また室内を締め切って寝た結果、エライ頭痛がしています。

いやいや、と言うよりも、本を一定量以上、室内においておくと、どうも空気が悪くなってるような気が……
実体験として、そんな比例関係があるような気がします。

本が酸素を吸ってるんですかね?
元が木なんだから二酸化炭素を吸って、健康的な空気にしてもらいたいもんですが……



3月24日 とぅ はーと2



なんか、もう完全に出遅れてますが、やりました『完全な二匹目のドジョウ狙い』ゲーム。
……いや、誰もが↑なこと、発表当初は思ったんじゃないでしょうか?
「いまさら2とか言われてもなあ」と。

正直、私は完全に思ってました。
「こんなん、面白いはずないじゃん」と。

ですが、ネット界隈の騒ぎを見るにつけ、どうも良作らしいことが分かってきました。
というか、キャラの信者がぽこぽこと量産されてる模様。
ふむ……
ということで、さっそく手を出してみたんですが…………



……い、委員ちょーーーーーー!!!!!

るーこーーーーーーーーー!!!!!!!

タマ姉ーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




はあはあ
ヤバイです。
これ、ヤバイです。
そりゃ信者生みますよ。
というか私も信者ですよ。
あ゛ー! 発売日に買わなかった過去の自分を恨みます。
なんて見る眼がないんだと!!

いまだ三人しか攻略して無いのに
全員に打ち抜かれました

といか
サブキャラにまで打ち抜かれました。(なんて撃たれ弱い)

いやいや違うんですよ、萌えとかそんなレベルじゃないんです。いわゆるギャルゲーではあるんですが、キモはそこに無いんです。
まさにこれは
らぶこめ、ここはあえてひらがなで書きましょう、らぶこめ、と。

読んでて「お前ら、何故にさっさと告白しない」と突っ込まずにはいられない、あの展開。
『読者は把握して、登場キャラは把握してない』という、独特の心理状態。
にやけるやら転がるやらさぶイボが出るやらで大変です。

そしてまた、基本的に『ごくごく正統派のらぶこめストーリー』であるため、どこか『懐かしさ』を感じます。
同じストーリーに覚えは無いんですが、なにか「読んだことある」と思え、ホッとできるます。(悪い意味でなく)
それだけ正統派、ということなのでしょう。

ああ……『萌え』というのは、特にその上質なものは、お馬鹿な設定や肌の露出やキャラの作りこみなどではなく、『こころの表現』の中にこそあるのだなあ、と強く思いました。


あ、ちなみに今であれば、たとえPS2を持っていなくとも、パソコンとゲーム本体があれば
こちらのソフトで動かせます。
いまのところ、この『2』は、
18禁でないことを除けば、良作・名作の域にあると思います。(なぜこれが一般作なんだと、やった誰もが必ず思うハズ、血涙と共に製作者を問い詰めたい人、私以外にも絶対いる


あー、結局のところゲームというのは、
どれだけ惚れられるかが全てだと、私は思ってます。
システム面などに不満を感じますが、それ以上に『出会ってよかった』と思えるゲームです。
某大作などと違い、正しい箇所にキチンと力点を置いているなあ、と感じました。



まあ、ともあれ、今夜は隠しキャラ(?)っぽいのを攻略です。




3月19日 鬼哭街(途中からネタバレあり)


いわゆるエロゲーとしては、きっと甚だしく間違っているゲーム、鬼哭街。
おそらく邪道の極みではあるんでしょうが、間違いなく面白いです。

そして、そのノベル版が出版されました。

読み返してみて、改めて『文章の凄さ』を感じた気がします。
とにかく密度が
濃い
普通であれば三倍以上のページ数を必要とする戦闘シーンが端的に、それでいて凄まじいばかりの迫力で文章化されています。

真似しようったって、そうそう出来ない文章です。
叩けばコンコンと音がしそうなほど硬い文体なのに、どこかシンプルで読みやすい。(読むのが二度目だから、というのもあるかもしれませんが)
設定だけを抽出して、そこらの小説家に書かせれば、間違いなく『駄作!』と言い切られてしまうようなものなのに、ここまで引き込まれてしまうのは、間違いなく文章力の差、そして、作品との融和性・相乗効果にあるのでしょう。


――もともと18禁ゲームというジャンルにありながら、そのシーンを削っても、物語として
一向に差し支えが無いというのは、果たして良いことなのか悪いことなのか判断できませんが、ともかく、激しく、濃密で、そして絶望的な復讐劇が展開されています。

悲壮で救いの無い、馬鹿馬鹿しいまでに一途な漢の生き様の物語であり、そして――『それ以上の何か』がある物語です。



――――以下、完全ネタバレ



ところで、どーでもいいことなんですが、
例の劉豪軍の擬体、
内功を使えるってやつです。

アレって、ひょっとして
病気にもなれるんじゃあないでしょうか。

もともと中国の陰陽やら大極やらの思想では、病気って陰陽のバランスが崩れて起きるもののハズ。
もちろん、内功を極めた劉豪軍がなるとは思えないんですが、『仮定として』ありえるのでは?
経絡をすべて模倣ということは、それに関連した人体に起こりうること、すべてが起き得るわけですし……

うーん、ちょっとssで書いてみたいかも。

寒空の下、行方不明になった五分の一
端麗を探し回り、風邪になる劉豪軍、そんでもって『表向きサイボーグ』だから必死にそれを隠そうとする、とか。

重要会議の最中、『なぜか咳払いをしまくる』劉豪軍、周囲はそれにビビリまくり変な解釈をしてしまう、とか。

ルイリー化したガイノイドに看病してもらい、ちょっと嬉しかったり、とか。

うん、間抜けで良い感じかも。

――もっとも、ここで書くってことは、9割以上の確率で書かないってことなんですけどね。
あの文体に挑戦するなんて無謀なこと、逆立ちしたって出来ません。



3月18日 虚弱体質?


うーん、私は実は、身体が弱い人間だったんでしょうか?
季節の変わり目とかに良く風邪を引く人間ではあるものの、今月はちょっと回数が多すぎな気が。
今朝、原因不明の頭痛で眼が覚めました。

いや、酷かったですよ。

なにせ歩くさまが、まさにゾンビでしたから。
こう、脳細胞が壊死して、そこに間違った電流が送り込まれてる気分です。
頭が痛む、というのもあるんですが、とにかくダルイ。

静かに、横になって呼吸する以外にすることがありませんでした。(なにせ、『寝返りを打つ』だけで頭が痛み出すんです)

原因は……
まあ、いまだハッキリしないんですが、どうも『窓を締め切ってい続けたから』らしいです。
花粉症が酷く、寒さもいまだ中途半端。暖房器具はかかせません。

そのため密室と化した我が部屋は酸素を消費し、二酸化炭素やら一酸化炭素で充満。
恐ろしげな様へと変貌してたっぽいです。

酸素濃度とかどうなってたんでしょ?


――皆さんも、この時期は注意しましょう。
下手な真冬よりも、きっとキケンです。
窓、開けるの、本気で勇気いりますもんね……



3月17日 やっぱやってた偽ニュース


まあ、とりあえず
暗いニュースリンクさんのところへ行ってみてください。

要するに、アメリカ政府が莫大な資金を使って偽の映像を作りまくっていた、って話です。
すっぱ抜いたのはニューヨークタイムズ。

まあ、やっぱりなあ、って印象でしたけど、これからどうなることやら。
政府がメディアを操作し、大々的なプロパガンダを、もっと悪く言えば情報を利用した誘導をしてったってことですからね、これは。
熱心にブッシュを支持していたキリスト教徒とか、いったいどうするんでしょうね。
『表だけ聖人面』の、その化けの皮が剥がれましたが、それでも変わらず、ミサとかでブッシュ支持を訴えるんでしょうか。
大変、興味深いです。

――フセイン大統領が捕らえられた時のあの映像、あれすら『作った映像だった』って証言がありましたっけ。


まあ、ブッシュが行ったことは、これだけでは終わらないでしょう、絶対。
大統領選挙もかなり怪しかったですし、そもそもの戦争理由だってかなり灰色。というか真っ黒。

どうもかなりのアメリカメディアが政府広報誌と化してるみたいですが、これを機に、白黒はっきりするんじゃないだろうか、と期待してます。
こんだけ大々的に行ったんですから、すこしつつけば山のように証拠は出てくるはず。
その『宝の山』に飛びつくか飛びつかないかで、そのメディアの信用度は左右されると思います。
『メディアの本分のひとつ』を発揮しないとしたら、いったいそれはどんな理由でなんでしょうね?


――そして日本では、このことをどう報道するんでしょうか。
いままで脊髄反射的に『アメリカから流れてくる情報を流す』ことだけしかしてこなかった日本メディアの、その信用度とか、政府広報化してる度合いとかが分かるんじゃないかと期待してます。

――――もっとも、1日か2日くらい、この話題にさらっと触れて、あとは徹底無視ってのをしそうな予感がかなりしてます。
『どれが嘘の情報で、どれが本当の情報であったのかをハッキリさせる努力義務』、メディアには存在しないですもんね…………



3月16日 ゲームにもはや映像は要らない


ゲーム、特にコンシューマーでは最近、とかく演出の派手さがウリになってる部分がありますが、アメリカの方ではちょっと違う模様。

なんと、
視覚障害者専用のゲームが作られてるんです。
しかも、専門の季刊誌まで出されるほど盛況ぶり。

年間3000タイトルも出されてるっていうからスゴイです。

流石に本家に対抗する勢力にまではなっていないみたいですが、その範囲はそうとう広いです。シューティングやらパズルはもちろん、MMORPG(多人数参加のロールプレイング)まであるとのこと。


会話とかが英語なので、私が直接しても楽しめなさそうなんですが……

――これ、やってみたくないですか?

正直、私はすごく興味をそそられました。
日本でも音をメインにした作品がつくられてましたが、『完全に音だけ』ってのはまだ無いと思います。
それこそ『目をずっと閉じていても楽しめる』ゲーム。
部屋をまっくらにしてやれば、晴眼者の私たちだって面白い気がします。
鬼ごっこ的なゲームとかを音だけでやれば、相当な恐怖を煽れますよ。


まあ、考えてみればメディアだって、テレビがあり、またラジオもあるんですから、ゲームでだって従来のものに対して、ラジオ的なスタンスを持ったゲームが登場しても良いよなあ、と思います
日本でも声優があれだけ人気を博してるわけで、『音』に対する興味はあるのでは?


『日本の音響効果技術を駆使し、豪華声優陣をとりそろえた、音だけのゲーム』、少し、やってみたいです。

ジャンル、タイトルは……

えーと、ぱっと思いつくのは――

座頭市……?

……きっと、主人公の凄さを体験できることでしょう。




3月14日  動体視力とは


『運動神経が良い/悪い』ってのがあります。
なんだか漠然とした言葉だなあ、と聴くたびに思うんですが、ともかく、『それっぽいもの』があることは確かな様子。

そして、これを判断する基準のひとつに、『周辺視野の広さ』ってのがあります。
まあ、他にも筋力やら反射神経やらあるんでしょうが、ともかく、これが運動中の判断の良し悪しに影響するらしいです。

ふむ。
――ってことで、さっそくやってみました。
チャレンジ!周辺視野
行ってみれば分かるでしょうが、1〜25まで、すばやく指を指して行くというヤツです。
視界内の、意識してない部分もすばやく読み取れる=咄嗟の判断力が働くってことなんでしょう。

結果は――
あー、まあ、30秒は切ったよ、とだけ言っておきます。
運動音痴まではいかないものの、決して良くないのは自覚してますから。

うーん、でも悔しいなあ。

これが早くできるようになれば、シューティングとかも上手くなれることでしょう。
あれは、この周辺視野がかなり関係してると思います。
どうしたって画面全部は見れず、どこかに視線を置かなきゃいけないわけですから。(ちなみに私は簡単な場合は画面の上、弾幕が密集してきたら自機の周辺を見てます)

――本当に上手いひとになると、「あんた、ゼッタイに人類じゃねえ!!」としか言いようが無いですからね。
見てると「あ、にゅーたいぷって、いるんだ」と思えます。

そういう人なら10秒以内も可能、なのかも……?


3月13日 ふとした疑問


テレビを見ていて思ったんですが、
お相撲さん、あの特徴的なサムライな髪型ですが――

仮に、
つるっぱげになったとしたら、どうなるんでしょうか?
中途半端にも残らず、完全な丸っ裸に。

やっぱり、
その時点で断髪式ということなんですかね。

誰かに切ってもらった上ではなく、八百万の神による断髪式……

長きに渡る角界、その歴史の中で、1人くらい、そんな人がいたんじゃないでしょうか?
いやいや、やっぱあでらんすなのか!? カツラなのか!?

――と、独り脳内麻薬炸裂で、調べたんですが、どうも芳しくありませんでした。
が、
私の興味は尽きません。

はたして、
力士はハゲても力士なのか!
だんだんと薄れゆく頭部、明らかに違う場所まで光りだす恐怖!
見てるお客さん、
別の意味でドキドキです!


うーん、けど、見れみたいなあ、丸坊主同士の力士対決。


・追記

どうも、やっぱりマゲが結えなくなったら引退、らしいです。
ネタにしておいてなんですが、あでらんす、やっぱ駄目なんですかね?
そんな理由でってのは、ちょっと納得いかないような気も……
いやいや芸能界にもいっぱい居るんですから、実は隠れて、とかありそうな気もします。
舞の海のシリコンとか有名ですし。それを考えれば植毛の十本や二十本……ねえ?




3月12日 ボクの音楽武者修行


尊敬できる有名人/大人って誰でしょう?
11年間連続で世界長者番付1位の誰かさん?
改革を叫び続けてウン年の誰かさん?
それとも世界の裸の王様になろうとしてる誰かさんでしょうか。

私は、日本人で、もっとも尊敬できる人の1人に、小沢征爾さんを上げます。
……まあ、ほとんど知らない身で、こう言いきってしまって良いのか迷いますが、それでもこの本、『ボクの音楽武者修行』を読んだだけで、「うん、この人は、スゴイ」と思いました。


初版は昭和55年、20年以上も前、『世界の小沢』が、いまだ若者だったその時に、自ら書き綴った本です。
なんと言うか、「ああ、この人はほんっっっっとに音楽が好きなんだなあ」と、ひしひしと感じた文章でした。
スクーターでの旅行は有名ですが、それ以外にも、とにかく体当たりで欧州・アメリカの音楽と向き合っているのが分かります。
読んでて目からウロコがダース単位で落ちました。

音楽に国境なんてものは無く、まして人種なんて意味が無く、ただひたすらに『音楽が好きである感性』さえあればいい。その前では誰であれ、ただの『人間』に戻ってしまう。そんなことを強く感じました。

自らを取りつくろす素振りが文中にまるで無く、ただひたすらに『感じたことを感じたまま』に書いてます。
立場やら名声やらとは関係なく、「この音楽に感動した!」と、素のままの言葉がありました。


――これは、日本的なタテマエの文化、年功序列、官僚思考と、十光年くらい離れものです。
日本ではルネサンスやそういう類いを、表向きには歓迎しますが、裏では凄まじく嫌いますからね。


実際、どういうわけか昔のN響で、小沢征爾を「生意気だ!」と言って、ボイコットしたという過去があったりします。

――どうもネットで調べてみても、このボイコットに関して詳しい情報が無いので、分かりかねる部分もあるんですが、それでも何か、日本人的なイヤな部分――人を個人では見ないで、立場・年齢と抱き合わせで判断する思想――が見え隠れしてる気がしてなりません。

そりゃあ、若い頃と現在とでは違ったかもしれませんが、この時のN響以外で、「小沢征爾は生意気である」と言った人間が、どこかにいるでしょうか?
ボストンでもベルリンでも、その他、世界のどこでも、そして『現在のN響』でも、そんな評価は受けていないように見えます。

だって、中越地震の時には被災地の中学校でコンサートを行い、スマトラ沖地震が起きればチャリティーコンサートを行っちゃうような人なんですよ?

本当に、なんでなんでしょうね……




3月10日 食べ物の定義


を、EUがやろうとしてるらしいです。
まあ、法律上の線引きがウンタラカンタラとか、そういった理由なんでしょうけど、

面白いのが、チューインガム。

部分的には食物で、性質によっては医薬品らしいです。


うーん、けど、実際、こんなものの定義ってできるものなんでしょうかね?
ちょっとググってみましたけど、関係ないのが大量に出て、それっぽいのはありませんでした。

意外と難しいのかも、この定義。

だって、仮に何かの食物を『これは食い物ではない』と定義してしまったら、それを常食にしてる人はどうなるんだ、って話になります。

栄養素の観点から、『カロリーの摂れない食物は食物でない!』と言い切れば、ダイエット食品は食い物じゃなくなる可能性があるわけで……
裁判の場とかで「なんとこの人は5年もの間、何一つ、食べていないのです!」とか、法律的には言えてしまったりもするわけです。


あー、でも、この定義って、ヨーロッパだから出来るのかもしれませんね。
『足のあるものは、椅子以外は何だって喰う』、なんて言うほど、食に対するこだわりが強い国、中国。
この国が定義をしたら……どうなるんでしょ?

岩石とか喰う人いるし、豚は鳴き声以外は食べるらしいし、どんなゲテモノ料理が出てきてもおかしくない、そんな国が定義すると――


「地球上に、食えないものは、
無い!」とか言い切ってくれたら――ちょっとカッコイイかもです。



3月8日 人権擁護法案


あー、言論弾圧、人権無視、捜査令状不要とか、こんな単語は海の向こう、アメリカでの出来事かと思っていたら違ってたんですね……

ほりえもんが「テレビはそのうちネットに吸収される……」でしたっけ? ともかく、そういった趣旨のことを言ってましたが、これじゃあ、あながち否定できないんじゃないでしょうか。

すくなくとも、マスコミがマスコミとしての機能をまっとうしてないんじゃ、そう言われても仕方ないでしょう。

えーと、ですね。
ほっとんど知られていないこの悪法。

要するに「人権の侵害をしてる」と判断されたら、
捜査令状無し証拠品の提出やら立ち入り検査出頭要請が出来るってものです。
もちろん、拒否したら
処罰の対象に。

この有効範囲は特に定められて無く、書籍やら新聞やらはもちろん、我々、というよりもネット上での言論も対象となる可能性があります。
要するに、私が今、こう書いてることでさえ、制定後は「オラ、ちょっと人権委員会に来いや」と呼び出さられるかも、ってことです。(そして拒否できない)

これが今、国会で通ろうとしています。

なんか、ホンキでアメリカのパトリオット法を彷彿とさせますね。日本はもう、アメリカの真似をしなくてもいいんじゃないか、というよりも
こんなところ真似しなくてもいいんじゃないかと思うんですが?


……この法案で最悪なのが、いわゆる司法がこれを行うんじゃ
ないことです。

人権委員会という人たち、司法試験を通ってない人らが我々を処罰できるって点です。
つまり、法律に照らし合わせてではなく、人権委員会の人たちの
主観で判断。

さーらーに言えば、この人らを罷免する、首にすることは出来ません。
……某カルト教団みたいな人が入ってたら、どうするつもりなんでしょうね?

委員会内で、どういう過程を以って結論に行くかは不明ですが、「気にイラねえ」ってだけで家宅捜索、というのもありうるかもなのです。

と言うか、法案制定後は、
この人らの気に障るようなことを言ってはいけない、ってことなんでしょうか?



――うーん、しっかし、これをマスコミが報道しないっていうのは、かなりの問題でしょう。

現在、ネットで知ることの出来る情報と、新聞・テレビで知ることの出来る情報は、だんだんと前者の割合の方が大きくなりつつあります。

そこに来て、この『報道無視』。

ホンキで、現存のマスメディアが無くなる日が来るのかもしれません。
真に重要なことを書かず、余計なことしか書かないメディアを、信用することって出来るでしょうか?



3月7日 99%の誘拐


井上夢人さんの小説が面白かったので、では原点は? ということで書籍の逆行。コンビを組んで書いていた時分の小説、『99%の誘拐』です。

いや、ものすっごい面白かったです。
これより前に読んだクラインの壷も、15年も前に書かれていたとはとうてい信じられないほど凄まじいものでしたが、これもまた、ハイテク的なものを駆使してるにも関わらず、少しも色あせて無かったです。

これ、相当スゴイことだと思いませんか?

例えば、同じような『その当時の最先端技術を使った』小説として、森博嗣さんの『すべてがFになる』などがありますが、こちらはどうしても「むむ、ちょっと古いかも……」と感じてしまうシーンがあります(もっとも、この作品以外の著作では、ほとんど無いです。これも、スゴイ……)。

技術は日進月歩、どうしたって現在ある技術は風化し、打ち捨てられるものです。
特にコンピューター系のものは秒進分歩、5年もすれば取り巻く状況全て、まるで異なっているなんて当たり前です。

なのに、です。
この小説で、私は素直に「うわ、スッゴイ」と驚嘆しました。

たぶん、『小説の中の背景として』、こうした機材が使われるのでは無いからなのでしょう。
あくまで『道具として使用』されているから、こんな感慨が生まれるんでしょうね。


いや、しかし、語り口は軽いのに、ここまでコッテリとアイディアを乗せ、そしてスピード感あふれる文章。作るのにどれだけの労力がいるのやら、想像しただけでクラクラします。

技術や状況、常識とされていたものは古くなるのかもしれませんが、『物語』、これだけは色あせることは無いのだなあ、と深く思いました。


あ、あと、『クラインの壷』、こちらもオススメです。

もっとも、私は最後がまるで納得いかなかったんですが……
うーん、やはり直前に『クリス・クロス』を読んでしまうと、どうしてもアレはどう処理するんだと疑問が出てくるわけで……

いえ、けれど、こちらも『色あせない』物語です。間違いなく。(断言)


3月7日A すさまじくどうでもいい話


らっぱのまーくの、あの憎いあんちくしょうな薬。
確かに、効きます。お腹に。

だいぶ、回復しましたともさ。

でも、口臭が最悪になるってのはどうなんでしょ?

げっぷをした途端、もわ、っとニオイが……


ハッハッ、そりゃあ露西亜も征服できるってもんだぜ、ジョージ。って感じでした。(意味不明)



3月6日 音楽を、味わう


スイスのとある音楽家の女性(27歳)が、
音楽を味わえる能力があると、ネイチャーに発表されました。

このテの話はよく聞きますが、正式にこういった形で発表されるのって、珍しい気がします。

誰だったか有名な音楽家が、「私には音が見える!」とかのたまい、「そこ! もっと音を黒く!」などと
本人にしか分からない意味不明な指示を出し、楽団を困らせたって話もありましたし、
また、稀にヤクをキめてると、こういった現象が起こるって話もありますので、まあ、人間の脳としては、さほどおかしなことでは無いのかもしれません。


もともと、こういった現象は『共感覚』と呼ばれていて、2万5千人に1人の割合で起こるモンらしいです。
ですから、珍しくはあるものの『絶対にそんなこと無い』とか、『嘘だ!!』と、ひぐらしが
くわけでも無い訳です。

なかなか人間って奥が深いです。

先月紹介した本、オルファクトグラムも、この共感覚を参考にしているのかも。
少し調べて見ると、重なるところがけっこうありました。


うーん、こういう感覚って、どう感じるんでしょうね。
体験者のブログを見ると、本人たちにとっては相当に大変そうなんですが、一般人の私からすると、不謹慎は承知しつつ「羨ましい」とどこかで感じてしまうのも事実。

交響曲とか聴いたら、この女性音楽家の人はどんな風に味わうんでしょうか。
『有名レストランにも負けない!』とかだったら、かなりお得な気がします。

まあ、大昔に高熱を出した時の、「わー、よー分からん耳元で音がするー、目の前が歪んでヘンな色が見えるぜ、へっへっへー」という状況なら、もの凄く勘弁願いたいもんですが……

読んでいると、あの時の体験に少し近いような気がします……


3月5日 当たり


お腹に。
というか刺身に?
更に言えば、たぶん、イカ。

と言うよりも、生イカにおろしニンニク、醤油、オリーブオイルにバジルを加えて「かるぱっちょだー!」とか喜んでいた自分。タイムマシンがあったら絶対に殴ってる。

おおう、といれ……


3月3日 雑記


ども、神戸に旅行して来たnonokosuです。
異人館が楽しかったです。
そして、中華街が美味しかったです。
温泉もなかなか。
後は……えーと、うどんも、美味しかったです。
他は、特に、印象には……(地元の方、スイマセン)

あと、一回だけですが、三宮と三ノ宮が
まさか地上では徒歩1分とは知らず、多大なるお金をJRに支払ったことがありました。
まあ、今となっては良い思い出です。

……アレ、卑怯ですよね。
初見で、予備知識無く見破れる人、いるんでしょうか?

うーむ、思い出すと、羞恥と怒りがフツフツと。

だって、路線が違っていて、駅地図では思いっきり場所が離れてて、あまつさえ三宮と三ノ宮の間に
別の路線が走ってるんですよ!?
誰が地上では『ほぼ同じ場所にある』と思えるって言うんですか!
しかも電車で行ったらまた、遠いこと遠いこと。お金がものスッゴイかかります。
三宮≒三ノ宮と、駅地図上の何処かに書いとくべきじゃなかんとでしょうか?(錯乱中)

あれは、絶対にJRの職員か誰かが「ふっふっふ、無駄な金を使うがよい」とか企んだ結果だと、私は固く信じています。


皆さんも、関西地方に行く時には注意しましょう。三ノ宮。(血涙

地図で確認した時の、あの絶望感……思わず現実逃避をしたくなりました。
「地図上デハ数ミリ程度しか離れてないように見えるケド、コレハ実は数キロ離れているのサ、ダカラ運賃も適正さ、ハッハッハ」
みたいな。

えーい、金が、お金が……